健診センターは保健師にとって働きやすい職場の1つです。
健診センターの役割は主に地域住民の方を対象に、健康状態を把握し生活習慣病の予防、病気を早期発見する役割を担っています。保健指導を通じ受診者の生活についてアドバイスを行います。その際に受診者にも生活を振り返る機会にして生活を改めてもらう必要があります。保健師は保健センターでは中心的ポジションを担っているため、的確な状況判断や円滑なコミュニケーション能力などが求められます。
また昨今日本では、医療費の増大、無駄な受診増加が社会問題になっており、そこで健診センターのような予防医療(病気を未然に防ぐ)や健康状態を維持していく施設が大切になってきます。
健診センターは基本的に土日祝日休みの場合が多く、医療職の働き方によくあるシフト制ではなくカレンダー通りとなるためプライベートの時間がとりやすいです。そして残業などは自己采配で管理しやすく、ワークライフバランスがしっかりとれます。そのため家族や自分の趣味、旅行に時間をかけて過ごしたい人には最適な職場です。更に結婚を機に退職してブランクがある人でも、業務内容がシンプルでかつ研修やオリエンテーションが行われるため復職しやすい職場です。
健診センターは、病院のように命に直結し一刻を争うような場合がほぼないため、精神的な負担が軽減されます。万が一の緊急事態があっても一人で判断を下すような事もないため周囲のスタッフと情報を共有し解決出来ます。